請求書の発行・管理にかかる コスト削減や業務効率化を目指す方 に向けて、 おすすめのクラウド請求書発行システムをタイプ別に比較紹介 します。
本記事では、 ITトレンド編集部の調査をもとにした比較ポイントや、実際のユーザーの意見を踏まえた選び方 も詳しく解説。
気になる製品があれば、 一括で資料請求 も可能なので、ぜひ参考にしてください!
目次
請求書発行システム とは、 請求書の作成から発行までの業務を効率化 できるシステムです。現在は クラウド型のシステムが主流 で、 「クラウド請求書発行システム」 とも呼ばれています。
✅ 主な機能と特徴
クラウド請求書発行システムを導入することで、 業務の効率化はもちろん、コスト削減やミス防止 にもつながります。
従来の請求書発行業務では、エクセル(Excel)で請求書を作成し、電子メール添付で送信する方法が一般的です。しかし、多くの時間がかかるうえ、入力ミスや計算間違いが発生しやすいといった問題があります。
請求書発行システムを導入すると、標準化されたフォーマットと自動化されたデータ入力や計算、自動配信機能により、迅速かつ正確に請求書を作成できます。また、顧客情報や請求内容の一元管理も可能です。過去の取引履歴を簡単に確認でき、経理業務の透明性が向上します。
近年では、安価で比較的手軽に導入できるクラウド型の請求書発行システムが提供されており、多くの企業で導入が進んでいます。
この記事では、おすすめのクラウド請求書発行システムを導入目的別にタイプわけして紹介します。各サービスの違いがひと目でわかる比較表もあるので、製品選びの参考にしてください。
請求書発行システムは、 請求書の作成や送付だけでなく、さまざまな業務を効率化する機能 を搭載しています。ここでは、主要な機能を紹介します。
✅ 請求書の作成
システムに備わっている テンプレートを活用 し、請求書を簡単に作成できる機能。取引内容や金額などを 入力するだけで効率的に請求書を発行 できます。
✅ 電子メール送信・郵送代行
作成した請求書を 電子メールや郵送で取引先に送付 する機能。郵送代行機能を利用すれば、 紙の請求書の印刷・封入・発送作業をシステムが代行 してくれるため、業務負担を大幅に軽減できます。
また、取引先のニーズに応じて 「Web」「郵送」「メール」「FAX」 など、送付方法を個別に選択できるサービスもあります。
✅ データ連携
会計ソフト・販売管理システム・CRM・SFA などの周辺システムと連携し、請求書データを自動で反映する機能。 手作業によるデータ入力の手間を削減 し、転記ミスを防ぎます。
✅ 入金管理
銀行口座の入金データを取り込み、 入金消込を自動化 する機能。未入金がある場合は、 システムが自動で催促メールを送信 するため、督促業務の負担も軽減できます。
📢 請求書発行システムの機能について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事もチェック!
ここからは、 クラウド請求書発行システムを導入することで得られるメリット について詳しく解説します。
紙の請求書では印刷代や郵送料などが発生します。さらに2024年10月から定形郵便物の郵便料金が84円から110円に値上がりしたことで郵送にかかる費用は増加しています。
しかし、請求書発行システムならオンラインで業務が完結するため、郵送費などがかかりません。請求書の発行数が多いほど郵送費や人件費も高くなるため、システムの導入効果を得やすいでしょう。
クラウドサービスは月額5,000円~10,000円程度で比較的安価なものが多く、システム構築や保守管理の手間もかかりません。初期費用やメンテンナンス費用を抑えられ、契約後すぐにサービスを利用できます。
請求先のデータや品目などをシステムに登録し、会計ソフトなどほかのシステムと連携すれば、自動で請求先の企業名や請求金額などの帳票データが反映されます。請求書作成のたびに、多くの項目を入力する必要がありません。請求書のデータをもとに、納品書や領収書などほかの帳票作成もできます。
また、毎月同じ内容の請求書を発行する場合、配信予約機能搭載のシステムを使えば自動作成・発行が可能です。作業の自動化によって手間が省け、請求書作成業務の効率が向上するでしょう。
クラウド請求書発行システムには自動作成機能が搭載されており、転記間違いや請求漏れなどの人的ミスを防止できます。また自動配信機能によって、情報漏えいの原因となる誤送信も防げます。
万が一ミスが発生したとしても、オンライン上での訂正や再発行が即座に可能です。ミスした際にリカバリーしやすい点も、メリットといえるでしょう。
2022年1月施行の電子帳簿保存法改正により、請求書などの帳票を保存する際の要件が緩和されました。電子帳簿保存法対応のクラウド請求書発行システムなら、法律に則った保存が可能です。
また、多くの製品が適格請求書の発行や登録番号照会の機能を有しており、2023年10月から開始されたインボイス制度にも対応できます。
参考:電子帳簿保存法の改正|国税庁
参考:インボイス制度の概要|国税庁
クラウド型の請求書発行システムなら、スマートフォンやタブレット端末を使って外出先からもシステムにアクセスできます。担当者が「紙の請求書処理のためだけに出社する」ということがなくなるので、業務効率化や多様な働き方を支援します。
クラウド請求書発行システムを選ぶ際は、 自社の業務に適した機能や使いやすさを確認することが重要 です。ここでは、 ITトレンドで資料請求をしたユーザーの意見をもとに、選び方のポイント を解説します。
✅ カバーする業務範囲が適当か
システムによって、請求書の作成・送付に特化したシンプルなものから、 見積書・納品書・入金管理まで対応できるもの まで、機能の幅が異なります。
👉 自社の業務フローに合った機能が備わっているか確認 しましょう。
✅ 会計ソフトや販売管理システムとの連携は可能か
請求書発行システムが、 既存の会計ソフト・販売管理システムと連携できるか を確認しましょう。
👉 データ連携ができれば、手入力の手間を削減し、業務の効率化につながります。
✅ 取引先ごとに送付方法を選択できるか
取引先によっては、 「メール」「Web」「郵送」「FAX」 など、異なる送付方法を求められることがあります。
👉 柔軟に送付方法を選べるシステムなら、取引先のニーズに対応しやすくなります。
✅ ベンダーによるサポートは十分か
システム導入後の トラブル対応や機能の使い方に関するサポートが充実しているか も重要なポイントです。
👉 問い合わせ対応のスピードやサポート体制(電話・チャット・FAQの有無)を事前に確認 しましょう。
クラウド請求書発行システムは、請求書の作成や送付といった発行作業だけでなく、請求書の受領にも対応できる製品があります。また一部の製品では、発行後の入金消込や督促などの入金管理も可能です。
ただし、機能が充実しているほどコストも増える傾向にあるため、発行だけできればよいのか受領や入金管理も行いたいのかなど、システムでカバーしたい業務範囲を決めそれに応じる製品を選ぶとよいでしょう。
例えば、月間の送付数が少ない場合は請求書作成に特化したシステムを選ぶことで、無駄なコストを抑えられます。一方、毎月の取引や顧客が多い場合、請求書発行後の入金管理や督促まで行えるシステムを選択すると、業務効率が向上し時間と手間を節約できます。
既存の会計ソフトや販売管理システムなどの既存システムと連携することで、データの二重入力や集計の手間を省略できます。また、SFAやCRMなどと連携すれば、売上と顧客情報のリアルタイム同期や、営業活動と請求管理の一元化も可能です。
さらに、システム連携の方法も製品によって異なります。CSVファイルでデータ抽出をしてインポートする方法は若干手間がかかるため、請求書の発行数が多い場合には、システム同士を直接つなぐAPI連携がスムーズでしょう。
請求書の発行には、取引先によって異なる要望やニーズがあります。例えば、「紙の請求書を郵送してほしい・Webでなるべく早く送ってほしい・FAXで送信してほしい」などさまざまです。取引先ごとに異なる要望やニーズに対応するためには、送信方法を柔軟に選択できるシステムを導入する必要があります。
また、請求書の電子化に協力的ではない取引先が多い場合や、月間の送付数が多く請求書の印刷・封入に手間がかかっている場合は、郵送代行が可能な製品を検討しましょう。郵送代行とは、印刷や封入、発送などの作業をベンダー側が代行するサービスです。1通あたり150円~200円程度で利用可能です。
ベンダーのサポート体制にも注目しましょう。請求書の発行は、特定の期間に業務が集中しがちです。仮に膨大な量の請求書を発行しているときに、システムに不具合が生じれば業務に遅れが発生し、取引先に迷惑をかける恐れがあります。
土日に稼働している企業は、サポート窓口が365日対応可能かもチェックしてください。加えて、請求書発行システムは発行側だけでなく取引先も使用するので、サポートが取引先にも適用されるかを確認しましょう。
ITトレンドでは、多種多様な請求書発行システムを数多く取り扱っています。さっそく各社製品の資料を取り寄せ比較したい方は、以下のボタンから一括資料請求(無料)が可能です。
\ Web請求書・クラウド請求書ソフト の製品を調べて比較 /
ITトレンドでは、 導入目的別におすすめのクラウド請求書発行システムを比較表 にまとめました。さらに、本記事で紹介している製品を調査した結果、 クラウド請求書発行システムの特徴や傾向 が見えてきました。ぜひ製品選びの参考にしてください。
✅ インボイス制度&電子帳簿保存法への対応はほぼ標準化
ほぼすべての製品が 最新の法制度に対応 しており、安心して利用できます。
✅ 請求書データのCSV・PDFダウンロードはほぼ全製品で対応
作成した請求書を データ形式で保存・管理できる ため、業務効率化に役立ちます。
✅ ワークフロー機能を搭載した製品が多数
申請から承認までの 一連の作業をシステム上で完結 できる機能を備えた製品が増えています。
✅ 入金管理機能を搭載している製品は少数派
入金状況の確認や消込を 自動化できるシステムは限られる ため、必要な場合は対応製品を慎重に選ぶ必要があります。さらに、督促機能まで備えている製品はごくわずか。
✅ 郵送代行に対応している製品は約半数
Web発行・メール添付・FAX送付など 多様な送付方法を備えたシステム もあり、取引先のニーズに応じた選択が可能です。
✅ 外国語・外貨対応の製品は限られる
海外取引がある企業は、 外国語や外貨決済に対応しているか事前に確認 する必要があります。
クラウド請求書発行システムを導入する際は、 法制度対応・ワークフロー機能・送付方法・入金管理の有無 などを比較し、自社のニーズに合った製品を選ぶことが重要です。
👉 今回の比較表を参考に、最適な請求書発行システムを見つけましょう!
製品名 | 特徴 | 参考価格 | 郵送代行 | レビュー評価 | |
---|---|---|---|---|---|
ジョブカン見積/請求書 | 紙に記入するような感覚で帳票を作成できる | 初期費用無料 月額500円/ユーザー 無料プランあり | ー | 4.3☆☆☆☆☆★★★★★ | |
見積RICH | 見積から請求まで対応 | 月額5,000円~ 無料プランあり | ー | この製品はまだ口コミが投稿されていません | |
プリントクリエイター | kintoneと連携して帳票を作るツール | 初期費用無料 月額6,000円~ | ー | 4.0☆☆☆☆☆★★★★★ | |
請求上手 | 請求データをアップロードするだけのシンプルな操作 | 初期費用無料 月額18,000円~ | ◯(オプション) | 5.0☆☆☆☆☆★★★★★ |
※”ー”の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
製品名 | 特徴 | 参考価格 | 郵送代行 | レビュー評価 | |
---|---|---|---|---|---|
ジョブカン見積/請求書 | 帳票ツールや業務アプリとの連携で、FAX送信の自動化を実現 | 初期費用120,000円 月額120,000円~ | ◯ | 3.9☆☆☆☆☆★★★★★ | |
バクラク請求書発行 | 請求書の項目やレイアウトの柔軟なカスタマイズに対応 | ー | ◯ | 4.4☆☆☆☆☆★★★★★ | |
楽楽明細 | 郵送代行やWeb配信、FAX配信など幅広い配信方法に対応 | 初期費用100,000円~ 月額25,000円~ | ◯ | 4.3☆☆☆☆☆★★★★★ | |
奉行Edge 請求管理電子化クラウド | 送付後の取引先の確認状況も把握できる | 月額7,000円~/年間600通 | ◯(オプション) | 4.0☆☆☆☆☆★★★★★ | |
invoiceAgent | 電子取引から文書管理までがオールインワン | 初期費用200,000円~ 月額45,000円~ | ◯(オプション) | 4.3☆☆☆☆☆★★★★★ |
※”ー”の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
製品名 | 特徴 | 参考価格 | 郵送代行 | レビュー評価 | |
---|---|---|---|---|---|
マネーフォワードクラウド請求書 | 請求書の作成・送付・受取をまとめて管理 | 個人向け月額980円〜 法人向け月額3,980円~ | ◯ | 4.3☆☆☆☆☆★★★★★ | |
Collect-Book | 専用URLにアクセスするだけでスムーズに運用を開始できる | ー | ー | この製品はまだ口コミが投稿されていません | |
SALE SGRAM請求 | メールを模したデザインで直感的に操作可能 | 月額1,000円〜 無料プランあり | ー | この製品はまだ口コミが投稿されていません | |
RICOH Trade Automation | 受領した請求書の管理、注文書との自動照合なども可能 | 月額5,000円~/契約 | ー | 3.0☆☆☆☆☆★★★★★ | |
イーメイサイプロ | 受取や発行枚数によって最適な料金プランを選べる | 初期費用150,000円 月額5,000円~ | 〇(オプション) | この製品はまだ口コミが投稿されていません |
※”ー”の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
製品名 | 特徴 | 参考価格 | 郵送代行 | レビュー評価 | |
---|---|---|---|---|---|
MaketLeaps | 定期請求書の作成予約や銀行口座連携など豊富な機能を搭載 | 月額600円~/3ユーザー 無料プランあり | ◯ | 4.0☆☆☆☆☆★★★★★ | |
invox発行請求書 | 請求書(インボイス)の発行から入金消込・督促まで自動化 | 初期費用無料 月額1,980円~ | ◯ | 4.0☆☆☆☆☆★★★★★ | |
freee請求書 | 請求書の振り分けと発送、入金消込まで自動化 | 初期費用無料 月額1,980円~ | ◯ | 4.4☆☆☆☆☆★★★★★ | |
board | 入金管理や支払管理、契約書などの管理にも対応 | 月額980円~ | ◯ | 4.0☆☆☆☆☆★★★★★ | |
Misoca | 売上レポート機能により入金確認が一目瞭然 | 初期費用無料 年額8,800円~ 無料プランあり | ◯ | 4.4☆☆☆☆☆★★★★★ | |
請求管理ロボ | 請求・集金・消込など請求業務を全般的に効率化できる | 請求件数・請求単価・債権金額によって変動するので個別見積 | ◯ | 4.5☆☆☆☆☆★★★★★ |
※”ー”の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
請求書の作成をスムーズにし、デジタル化による 送信の効率化を実現するベーシックなシステム を紹介します。 「シンプルに請求書業務を効率化したい」 という企業に最適なツールです。
✅ 主な特徴
シンプルな機能で使いやすく、 初めてクラウド請求書発行システムを導入する企業にもおすすめ です!
《ジョブカン見積/請求書》のPOINT
ITトレンド上半期ランキング2024(Web請求書・クラウド請求書)第1位
株式会社DONUTSが提供する「ジョブカン見積/請求書」は、帳票テンプレートが豊富で操作性に優れたクラウド請求書作成サービスです。文字や色、画像の変更などがしやすく、紙に記入するような感覚で帳票が作成できるため、慣れない方でもスムーズに操作が行えるでしょう。消費税増税やインボイス制度、電子帳簿保存法など法改正にも対応しています。また、請求ソフトや会計ソフトと連携も可能です。
【参考価格】初期費用無料
月額500円/ユーザー
月額最低利用料金2,000円(ジョブカン会計と併用の場合、月額最低利用料金1,500円)
※無料プランあり
全体満足度☆☆☆☆☆★★★★★4.3
いい点 人材サービス 1,000名以上 5,000名未満
請求書発行~送付~計算まで一括で対応可能なのがよい。レイアウトも任意のものに簡単に変えられるため、気軽に導入することが出来た。
改善してほしい点 人材サービス 1,000名以上 5,000名未満
とくに不満点はない。強いて挙げるならば、CRMとの連携機能があると顧客情報を管理しやすくて良いと感じる。
株式会社コネクティボ
《見積RICH》のPOINT
株式会社コネクティボが提供する「見積RICH」は、見積から請求まで対応しているシステムです。見積書の作成では、原価や売価に対して適正な利益が確保できているかの確認も可能。申請承認や商談中の管理、見積データを活用した請求書や領収書の出力も行えます。なお、1ユーザー利用限定で、無料プランも用意されています。
【参考価格】
複数ユーザープラン:月額5,000円~
クラウドプロプラン:初期費用200,000円 、月額59,900円~
※無料プランあり
トヨクモ株式会社
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《プリントクリエイター》のPOINT
トヨクモ株式会社が提供する「プリントクリエイター」は、「kintone」との連携により帳票を作るツールです。kintone上のデータをまとめて出力できる機能を搭載しており、取引先の多い企業には使いやすいでしょう。kintoneの出力ボタンをクリックするだけで、簡単に見積書のデータが生成され印刷できます。
【参考価格】初期費用無料
ライト:月額6,000円(年額68,400円)、スタンダード:月額9,000円(年額102,600円)
プレミアム:月額14,000円(年額159,600円)、プロフェッショナル:月額30,000円(年額342,000円)
株式会社ティエラ
《請求上手》のPOINT
株式会社ティエラが提供する「請求上手」は、請求データをアップロードするだけのシンプルな操作のクラウド型請求書システムです。取引先や請求書件数が増加した場合、システムの拡張にも対応しています。24時間365日の監視や、通信データの暗号化などセキュリティ面でも安心です。法令改正に応じてバージョンアップも実施されます。
【参考価格】初期費用無料、月額18,000円~
全体満足度☆☆☆☆☆★★★★★5.0
いい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 10名未満
月末にかかると業務が重なり人的ミスで請求漏れが数件発生していましたが、導入後請求漏れが一切なくなり、また郵便コスト削減になり助かっています。
改善してほしい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 10名未満
一度決めたレイアウトを変更する方法がわかりにくい。リセット後の保存方法がわかりにくい点の改善を希望します。
ここでは、郵送代行に対応した製品や送信方法が豊富な製品を紹介します。取引先が多い企業などにおすすめです。
コクヨ株式会社
《@Tovas》のPOINT
ITトレンド上半期ランキング2024(Web請求書・クラウド請求書)第2位
コクヨ株式会社が提供する「@Tovas」は、同社の豊富な帳票業務ノウハウをもとに生まれたWeb配信クラウドサービスです。社内で利用している帳票ツールや業務アプリケーションと連携することにより、FAX送信の自動化を実現し、業務負荷を大幅に軽減します。また、送信状況が管理画面から確認できるのでトラブル防止にも役立つでしょう。なお、FAX送信だけでなく、Web配信や郵送代行にも対応しています。
【参考価格】初期費用120,000円、月額12,000円~
全体満足度☆☆☆☆☆★★★★★3.9
いい点 機械、重電 100名以上 250名未満
これまではFAXやメールを使用して注文書などを送付していたが、業者ごとにそれぞれ希望の方法があり、手間がかかっていた。 このツールを導入したことで、担当者は常に同じ操作で帳票を配信することができるようになった。
改善してほしい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 100名以上 250名未満
元からあるデーターベースから請求書を添付するので仕方ないことなのかもしれませんが、Zipファイル化したあとに手動で添付しないといけないのが手間なので、自動的にシステムに組み込まれれば助かります。
株式会社LayerX
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《バクラク請求書発行》のPOINT
ITトレンド上半期ランキング2024(Web請求書・クラウド請求書)第3位
株式会社LayerXが提供する「バクラク請求書発行」は、請求書の項目やレイアウトの柔軟なカスタマイズに対応した請求書発行システムです。自社のフォーマットにあわせた請求書の作成はもちろん、見積書や領収書、納品書などあらゆる帳票作成が可能です。請求書の送信方法も豊富で、メールの個別送信や一括送信、PDF添付やURL送付、郵送代行などに対応しています。また、導入から運用開始まで、必要な設定は専任の担当者がサポートするため、はじめての運用でも安心して利用できるでしょう。
【参考価格】お問い合わせください。(※無料プランあり)
株式会社ラクス
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《楽楽明細》のPOINT
株式会社ラクスが提供する「楽楽明細」は、あらゆる帳票をクラウド上で自動発行できる電子請求書発行システムです。帳票の項目やレイアウトを自由に設定でき、請求書以外にも納品書や支払明細、給与明細などの発行に対応します。CSV形式のファイルはもちろん、PDF化された帳票データもそのまま利用できるため、システムへのアップロードに手間がかかりません。また、郵送代行やWeb配信、FAX配信など幅広い配信方法に対応しているのも特徴です。
【参考価格】初期費用100,000円~、月額25,000円~(税抜き)
全体満足度☆☆☆☆☆★★★★★4.3
いい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 50名以上 100名未満
データをアップロードするだけで請求作業が終了するため、作業時間がかなり短くなりました。 用紙や、送料が削減できるため、コストパフォーマンスはかなり良いと思います。
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 100名以上 250名未満
Web請求書で対応してもらっているお客様から、使用方法などの問い合わせが多く寄せられるようになりました。初めて使用する人にも分かりやすいシステムとなっているのですが、それでも問い合わせをしてくる人がいらっしゃいます。FAQなどを充実させていろいろ場所に乗せてほしい。
株式会社オービックビジネスコンサルタント
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製品・サービスのPOINT
株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する「奉行Edge 請求管理電子化クラウド」は、請求業務のDXサービスです。販売管理システムと連携するだけで、請求書を電子化します。作成した請求書データは、Web配信やメール送信、郵送代行で送付するため、請求漏れやミスを防止できるでしょう。送付後の取引先の確認状況も把握でき、請求業務全体の効率化が実現します。
【参考価格】月額7,000円~/年間600通※法人単位で年間契約
全体満足度☆☆☆☆☆★★★★★4.0
いい点 医療 100名以上 250名未満
直感的に操作でき、請求書の発行と併せて入出金の管理も行うことが出来る点がとても良いと思いました。また請求書発行業務を電子化することで、業務の効率化につながります。
改善してほしい点 医療 100名以上 250名未満
マウスで操作することが多く、もっとショートカットキーを割り当てたりキーボードで操作できるようになると作業効率化に繋がるので有り難いです。
ウイングアーク1st株式会社
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《invoiceAgent》のPOINT
ウイングアーク1st株式会社が提供する「invoiceAgent」は、商取引に関わる帳票の送受信から管理までを一括で行えます。取引先ごとの自動仕分けにも対応しており、文書管理など、幅広い用途に活用できます。オプションでカスタマーサクセスや文書情報管理士によるサポートも可能です。
【参考価格】初期費用200,000円~
基本料金月額45,000円~/配信数700通
配信数700通以上はご利用の配信数に応じた受領課金制
※初期費用無料、月額15,000円~のスモールスタート可能なプランあり
発行だけでなく、受領の手間も減らしたい企業におすすめの製品を紹介します。請求書管理システムや請求書受領サービスとしても利用可能で、請求書の形式を問わず受領できる製品や、請求書の保管までを担うサービスなど、バリエーションが豊富です。
株式会社マネーフォワード
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製品・サービスのPOINT
株式会社マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド請求書」は、作成・送付・受取などの請求書業務を一元管理できるクラウド型の請求書サービスです。フォーマットから必要事項を選択して入力するだけで簡単に帳票を作成できるため、請求書業務の経験が浅い人でも活用しやすいでしょう。代理郵送機能では、「郵送ボタン」を選択するだけで発送作業が可能です。また、金融機関と同水準のセキュリティ体制を備えているのも魅力の一つです。
【参考価格】
個人事業主向け:月額980円〜
法人企業向け:月額3,980円〜
株式会社東計電算 / Toukei (Thailand) Co., Ltd.
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《Collect-Book》のPOINT
株式会社東計電算 / Toukei (Thailand) Co., Ltd.が提供する「Collect-Book」は、請求書の送付と受領双方で使用できるシステムです。各取引先の請求書をひとつの画面で閲覧できるため、請求書管理業務が軽減するでしょう。タイムスタンプ付与機能やインボイス制度対応、最長10年のデータ保存など法律に則った管理が可能です。導入の際は、専用URLにアクセスするだけのため、スムーズに運用を開始できます。
【参考価格】お問い合わせください。
株式会社コマースロボティクス
《SALESGRAM請求》のPOINT
株式会社コマースロボティクスが提供する「SALESGRAM請求」は、承認された企業間で簡単に請求書の発行や受取ができるプラットフォーム型の請求書システムです。メールを模したデザインのため説明書が不要で、直感的に操作できます。ITシステムに不慣れな人や取引先にも負担が少ないでしょう。会計システムとのCSV連携が可能です。
【参考価格】
ベーシックプラン:月額1,000円/ユーザー、ユーザー追加500円
プロプラン:月額2,000/ユーザー、ユーザー追加1,000円
※無料プランあり
リコージャパン株式会社
《RICOH Trade Automation》のPOINT
リコージャパン株式会社が提供する「RICOH Trade Automation」は、同社の「MakeLeaps」と連携して利用する企業間取引デジタル化ソリューションです。注文書や請求書の作成・送付に加え、受領した請求書の管理、注文書との自動照合などが可能です。購買側と仕入先のワークフローをデジタル化できるため、受発注業務の効率化にも役立つでしょう。会計管理や銀行支払システムとの連携も、簡単に実施できます。
【参考価格】
RICOHクラウドアプリケーションスタートパック:5,000円/契約
RICOH Trade Automation基本ライセンス:月額5,000円/契約
※「MakeLeaps」の利用が別途必要
全体満足度☆☆☆☆☆★★★★★3.0
いい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 50名以上 100名未満
請求書をデジタル化でき今まで営業所で行なっていた請求書作成時間が大幅に軽減。事務作業への時間が大幅に短縮出来る。
改善してほしい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 50名以上 100名未満
MakeLeapsとの連携して最大限の効率を測るのがこちらの製品。単体でも効率がよければ尚使う方は増えると思う。
株式会社シスプロ
《イーメイサイプロ》のPOINT
株式会社シスプロが提供する「イーメイサイプロ」は、24時間365日の監視や、通信データの暗号化などのセキュリティ対策が施されたクラウド請求書作成サービスです。クラウド上で、請求書の発行や受取、送金までの業務を行えます。見積書や請求書は、テンプレートに必要事項を入力するだけで簡単に作成できます。入力代行や郵送代行は、有償オプションで対応可能です。受取や発行枚数によって異なる料金プランを複数用意しているため、自社の目的や使い方に適したものを選べば無駄なコストを抑えられるでしょう。
【参考価格】初期費用150,000円~
発行タイプCプラン:月額5,000円/~100通、発行タイプDプラン:月額22,500円/~500通
受取タイプAプラン:月額10,000円/~50通、受取タイプBプラン:月額50,000円/~500通
株式会社インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム請求書」は、請求書の発行から受け取りまでの請求業務を電子化するWeb請求書サービスです。会計システムや販売管理システムなど80以上のシステムと連携実績があり、社内の既存システムともスムーズに連携できるでしょう。また、紙の請求書を希望する取引先がいても、システムオプションの郵送代行やAI-OCR利用することで、導入後すぐに請求業務を電子化できます。
請求書の 作成・送付だけでなく、入金確認や消込作業にも対応 できるシステムを紹介します。
リコージャパン株式会社
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《MakeLeaps》のPOINT
リコージャパン株式会社が提供する「MakeLeaps」は、請求書の作成から送付、入金管理まで、請求にまつわるデータを一元管理できるクラウドサービスです。定期請求書の作成予約・承認・権限設定・銀行口座連携など、豊富な機能が搭載されており、請求業務の効率化につながるでしょう。直感的に利用できるインターフェースも強みで、2019年度グッドデザイン賞を受賞しています。
【参考価格】
個人プラン:月額600円~/3ユーザー、法人プラン:月額1,000円~
エンタープライズ:月額30,000円~※無料プランあり
全体満足度☆☆☆☆☆★★★★★4.0
いい点 電気、電子機器 100名以上 250名未満
最初に商品登録していれば、毎月の請求書発行で項目、単価等の出力作業が一括でできるので良かったです。発行後に客先へ送付するまでが一貫してできるので紙に印刷する作業が無くなったことがよかったです。
改善してほしい点 電気、電子機器 100名以上 250名未満
備考欄の行数が少ない点とレイアウトの融通があまり効かない点です。また、データをインポートする際に一度決められた書式に作成しなおさないといけない点です。
株式会社invox
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《invox発行請求書》のPOINT
株式会社invoxが提供する「invox発行請求書」は、請求書の発行や売上計上、入金消込を自動化するクラウドサービスです。請求データの取り込みや請求書のレイアウトカスタマイズが可能で、メールや郵送での送付にも対応します。また、オンラインバンクと連携して入金消込を自動化し、未入金の際には督促メールを送付します。
【参考価格】初期費用無料
ミニマム:月額1,980円、ベーシック:月額9,800円
プロフェッショナル:月額29,800円※無料プランあり
フリー株式会社
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《freee請求書》のPOINT
フリー株式会社が提供する「freee請求書」は、請求書の振り分けと発送、入金消込まで自動化する電子請求書発行サービスです。自社で使用している紙の請求書をそのまま電子データへ変換し、1クリックで各取引先にさまざまな方法で発送します。取引先の請求書データダウンロード状況もリアルタイムで確認ができ、未入金の防止につながるでしょう。なお、郵送代行にも対応しています。
【参考価格】初期費用無料
スタンダード:月額1,980円~、アドバンス:月額10,000円~
ヴェルク株式会社
《board》のPOINT
ヴェルク株式会社が提供する「board」は、中小企業や個人事業主の経営を一元管理する業務システムです。見積や請求書の作成に加え、入金管理や支払管理、営業活動や契約書などの管理にも対応しています。電子契約サービスと連携すれば、発注書の送付や電子署名依頼もすべてオンラインで完了。会計ソフトとの連携で、請求や支払情報をもとに取引・仕訳データの一括入力もできるため、広範囲な業務の効率化につながるでしょう。
【参考価格】
Peasonalプラン:月額980円/ユーザー、Basicプラン:月額1,980円/~3ユーザー
Standardプラン:月額3,980円/~15ユーザー、Premiumプラン:月額5,980円/~50ユーザー
全体満足度☆☆☆☆☆★★★★★4.0
いい点 人材サービス 100名以上 250名未満
クラウドで請求書の作成ができるため導入したが、他にも見積や受注書など他書類の作成も容易にできることがわかり、そちらもでも利用し始めた。機能が多彩な割に費用が安価だと感じた。
改善してほしい点 人材サービス 100名以上 250名未満
不明点等は基本的に自社でマニュアル等を元に調べる必要がある。そこまで難しい設定はないが、不慣れな人間には時間がかかる。
弥生株式会社
《Misoca》のPOINT
弥生株式会社が提供する「Misoca」は、あらゆる帳票を一元的に管理し、見積書や納品書などの文書をわずか数ステップで作成・管理するクラウドサービスです。請求書データの金額を集計し、見やすくグラフ化する売上レポート機能により、入金確認が一目瞭然です。ほかにもステータス管理や納品書の合算、請求書の送信など使いやすい機能が揃っています。なお、月間請求書作成数10通までであれば、無料プランを利用できます。
【参考価格】初期費用無料
プラン15:年額8,800円/~15通、プラン100:年額33,500円/~100通
プラン1000:年額114,000円/~1000通(税抜き)※無料プランあり
全体満足度☆☆☆☆☆★★★★★4.4
いい点 その他製造 10名以上 50名未満
今までは手書きで会社の納品書等を書いていましたが、このMisocaを使うようになってから、納品書の完成するスピードが一気にあがりました。初めてのソフトですが、初心者でもわかりやすく操作もシンプルでとても使いやすいです。
改善してほしい点 通信サービス 10名以上 50名未満
発行された請求書に誤字脱字があるかどうかを毎回しっかり確認しなければならないので、このサービス自体に誤字脱字を確認できるシステムがあると良いなと思いました。
株式会社ROBOT PAYMENT
《請求管理ロボ》のPOINT
株式会社ROBOT PAYMENTが提供する「請求管理ロボ」は、請求書の発行だけでなく契約後の入金管理も行うクラウド請求自動化ソリューションです。請求・集金・消込など、請求業務を全般的に効率化したい場合に適しているでしょう。また請求書の発行に必要な作業は、請求データの取り込みと配信日時の予約のみ。取引先ごとに適したテンプレートを作成可能で、CSV形式のファイルを取り込めます。
【参考価格】お問い合わせください。
全体満足度☆☆☆☆☆★★★★★4.5
いい点 通信サービス 10名以上 50名未満
サブスク商材を販売しており、これまでは口座振込にてクライアントに入金をお願いしていました。 ところがクライアントが入金を忘れたり、誤った金額を入金するなど、都度対応に迫られていました。 こちらのサービスを導入して以降、上記トラブルが一切なくなり、他業務に時間を費やせるようになりました!
改善してほしい点 コンサル・会計・法律関連 100名以上 250名未満
企業名や金額などを、色付けで未入金案件などが分かりやすく目立つようになればいいなと思ったことがあります。
複数の製品を効率よく比較するには、一括資料請求(無料)がおすすめです。資料請求した製品の比較表も作成できるので、ぜひご活用ください。
クラウド請求書発行システムを導入する際は、 取引先への事前報告と同意の取得 が必要です。特に Web請求書を導入する場合、これまでの請求フローが変更される可能性がある ため、取引先へしっかりと説明しましょう。
✅ 取引先の要望を確認することが重要
取引先のニーズに合わせて柔軟に対応できるシステムを選ぶことが重要です。
クラウド請求書発行システムにはさまざまな種類があり、それぞれ 異なる強み を持っています。導入前に 価格・機能・対応範囲 をしっかり比較し、自社に合った製品を選びましょう。
📌 比較のポイント
✔ システムで対応できる業務範囲は十分か
✔ 既存の会計ソフトや販売管理システムと連携可能か
✔ 郵送代行や入金管理機能が必要か
👉 本記事で紹介した製品は、資料請求が可能です!
自社の請求書業務を効率化するために、 まずは気になる製品の資料を取り寄せ、最適なシステムを見つけましょう。